隠れ家的レストランモレーナのインドカレーと世界を放浪したマスターの旅

MORENA

昭和放浪記の内容

 1974年冬。妻の照子と世界一周の旅に出発。横浜からロシア船に乗り、シベリア東岸ナホトカに上陸した。汽車でマイナス40度のシベリア大陸を横断する。東西冷戦下にあってロシアの市民の表情は暗かった。荷物は小さなザックとギターだけ。日本帰国は未定で、片道切符のがむしゃらな情熱と若さだけが武器の旅だった。
 ヒッチハイクでヨーロッパを回り、ロンドンに落ち着いた。オラハ家に間借り生活。アルバイト、オラハさんと釣りをしたり、英会話を勉強したりするうち夏が過ぎた。イスタンブールに行き、トルコ、シリア、イラン、アフガニスタンへと旅した。さらにシルクロードの旅を続けインドに到着。ネパールで冬をむかえる。その後、インドの村で暮らした。その体験で価値観が変わってしまった。
 翌年の春、ボンベイでアフリカ行きの船を待つ間に肝炎にかかる。体重が10キロ減り死にかけて世界一周を中断、帰国するまでを本書に書いた。
 未知の世界への憧れから1989年に再び世界一周に出発した。それが続編の「平成放浪記」である。

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